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食欲の秋

松茸が・・・

中国産はちょっと心配。じゃあカナダ産?カンコク産?国産はまだまだ高嶺の花だし・・・。
というわけで
 湯を注ぐ松茸汁や一人膳    百子
ちょっとさびしすぎですか・・・。一人鍋の季節でもあります。

松茸は本物をたっぷりと。鍋は大勢でわいわいと・・・。これがいいですねぇ。
                                                 
ざ・おかみ

リンゴで育った牛のスキヤキ

長野市内で、「すき亭」というスキヤキ屋がある。道に迷いながら、行ったから、どこというわけにはいかないところが申し訳ないが、ここで食べさせるすき焼きは、リンゴジュースを絞ったあとの滓を食べさせて育てた牛の肉。普通の霜降りなのだが、赤の部分が少し薄く、全体に桃色のイメージ。すきやきにした味は、絶品。牛の押し付けがましさがなく、あっさりとしていて、十分に脂が乗っている。焼き方は関西風ではなく、最初からたれを入れる関東風である。
 店はできてからすでに35年経つそうで、入り口に大きな牛の木彫りがある。木目をたくみにりようした見事な木彫りで、牛の木彫りは各部屋に置いてある。買って帰りたいほどの出来だ。
 名刺をもらってきたのだが、いまは見つからない。興味のある方は、104番にでも照会されたし。おそらくホームページもあるはずだ。

モンゴル食ツアー

 行ってきましたぞ。モンゴル。圧巻は羊の解体。お見事!。羊はいつも下ばかり向いているから、最後に空を見せてあげるのです。青空を見せてあげるのです。そして傷つけるのはほんの10センチ。血は一滴も地面には流しません。厳しい草原の気候の中で人間との共存です。合掌・そして感謝。

 モンゴル料理、ウクライナ料理、中華料理、そして日本料理と、ウランバートルにある国際豊かな
レストランで食しました。朝食はホテルと草原のキャンプ場。朝食にはおかゆがどの場面にも登場しました。これは日常的なのか?我々日本人を意識してなのか?聞きそびれましたが。

 しかし魚はない。日本料理屋で出た、たらと見受けられる照り焼き。冷凍ものでしょう。デパートのスーパーで購入したキャビアは日本円にして400円。(現地の通過では高級品です)でも、???。たぶん偽物でしょうね。まだ食していません。
詳しくは、百子の日記(http://michiyotakai.seesaa.net/)をご覧ください。ざ・おかみのブログです。

久しぶりに鍋研ツアー

夏場は鍋研休業。休業といえば随分鍋研ツアーをしていなかった。
そして今回。モンゴルの旅である。もちろん鍋研メンバーの何人かが参加。
羊の丸ごと解体ハ゛ーべキューは無視して、食い地張った面々、モンゴルの食を追及してきます。
又後日ご報告いたしマース。

第10回全日本鍋物コンテスト結果発表

 本年で10回目を迎えた「全日本鍋物コンテスト」は2月5日(日曜日)午前11時から、東京都西新宿の東京ガス・ショールームに9チームが参加して行われた。
各チームのメンバーは4-5人、これに採点者が加わって約70人が集まった。

 辻三千代大会事務局長(ザ・おかみ)の挨拶、水木楊会長の司会、伊藤洋一さんの選手宣誓で11時半から調理を開始。
 各チーム負けず劣らずの手慣れた調理ぶりによって、鍋が次々に出来上がり、全員の試食・投票の結果、新宿・ゴールデン街「ル・マタン」チームの「ポテト鍋」が優勝、午後2時に熱戦の幕を閉じた。


 昨年までは終了後、そのまま散会になっていたが、今回は会場側のご好意で「交歓会」を続行、久保田会員の司会によって、和気あいあいのうちに各出品作を話題にした「鍋談義」が展開された。それらをまとめると、今回の鍋の特徴は以下の2点になるだろう。

①「ポテト」「だいこん」「ごぼう」「キャベツ」など、
 ごく一般的な野菜を主役にしたものが多かった。

②鶏肉団子(つくね)を用いたものも目立ち、魚の鍋物が全くなかった。

③スープの味はすっきりしていて、すべて上品な鍋物であった。

 昨年、「材料が高級すぎるのでは」という声が出たせいか、豪華風は影をひそめた形となった。
 ヤマハ池袋吹奏楽団の「キャベちゅう鍋」は調理の速さを狙っており、開始後20分ほどで出来上がったが、材料費の格安ぶりも売り物にしていた。一方、庶民的な鍋物と見えた伊藤チームの「だいこん鍋」は、「実はフカヒレを入れた」という高級物。石黒チームの「白菜あられ鍋」は揚げ餅を、文化放送ラジオグラフティチームの「トリノがしたら大変鍋」はこんがりやいたトーストを入れるなど、実質的な感じの鍋も少なくなかった。

各チームの順位、特徴、レシピなどは以下の通り。
※一部編集中の速報版です。後日、完全版をお送りします。



結  果  発  表

優勝 「ポテト鍋」
ゴールデン街「ル・マタン」チーム  リーダー・長岡文庸

材料: ジャガイモ、牛乳、しめじ、まいたけ、レタス、パプリカ、ジャガイモ、豚ひき肉など

作りかた: 牛乳とすりつぶしたジャガイモを混ぜて鍋へ。
沸騰したら、ひき肉、ジャガイモ、レタス、キノコを入れる。
ひき肉には、ジャガイモのすりおろしたもの、レンコン、ベーコン、きくらげ、刻んだたまねぎなどが混ぜてある。白味噌とコンソメが味つけ、韓国の味噌、生クリームが隠し味

2位 「だいこん鍋」
伊藤チーム  リーダー・伊藤洋一

材料: だいこん、水菜、しょうが、えのき、しいたけ、長ネギ、フカヒレ、塩(六億年前のもの)、こしょう、醤油、オイスターソース、紹興酒

作りかた: 大根を大切りにし、煮込む。
しょうが、きのこ類、フカヒレを入れ、最後に水菜をぱらぱらとかける。スープは鶏がら、塩、こしょうで味つけ

特徴: 素材は少なくても味は複雑。隠し味的なフカヒレが効いている

2位 「白菜あられ鍋」
石黒チーム  リーダー・石黒智子

材料: 白菜、お餅、鶏団子、ねぎ、しょうが、味噌、かつおだし、ごま油、塩

作りかた: 白菜をあわせ味噌で煮込む。
しょうがの効いた鶏団子を入れ、仕上げに揚げたてのお餅を入れる。

特徴: 風邪に効果抜群

以下、編集中のため順不同
■位 「大雪警報除雪鍋」
小雪鍋チーム  リーダー高松越百

材料: ダイコン、エリンギ、鶏の唐揚げ、タラバガニ、白菜、白葱、まいたけ、かつおぶし、昆布

作りかた: 北海道で仕入れた昆布でだしをとる。
野菜を順次投入する。
辛口、甘口のダイコンをおろしてブレンドし、さらに北海道で仕入れたタラバガニと刻み葱をブレンドする(A)。
唐揚げを入れる。唐揚げが柔らかくなったところで、ダイコンおろし(A)をたっぷり上からかけ、「除雪」しながら頂く。

■位 「トリノがしたら大変鍋(めざせ金メダル ガンバレ中島)」
文化放送ラジオグラフィティ・チーム  リーダー・辻よしなり

材料: ミートソース、ベビーハム、ソーセージ、ニンジン、エリンギ、トースト、セロリ、タマネギ、スライスニンニク、コンソメスープなど

作りかた: ①スライスしたニンニクと唐辛子を炒める ②香りが出たらミートソース、コンソメ、ペッパー醤油を入れる ③沸騰したらベビーハム、ソーセージ、ニンジン、エリンギ、タマネギを入れる ④ニンジンに火が通ったら他の野菜を入れて出来上がり。
⑤トーストはしっかりと焦げ目がつくまで焼いて「麩」を煮るようにして食べる。
食べるとき、皿の中にとろけるチーズをいれるのもいい。

■位 「ごぼう鍋」
双牛舎チーム リーダー・大沢水牛

材料: ごぼう、鶏肉団子、厚揚げ、ベーコン、うずらの卵、長ネギ、万能ネギ

作りかた: ①ゴボウを厚さ2,3ミリに斜め薄切り、酢水にさらし、あく抜き ②水を切、ごま油、サラダ油になじませる。ごぼうと油がなじんだら、ネギ、ベーコンのみじん切りを入れ、炒める。③ネギの香りが立ったら、水をそそぎ、酒、醤油、塩(小量)で味つけ ④ゴボウとスープを土鍋に移し、鶏肉団子、薄切りの厚揚げ、鶏団子を作成したときのスープを入れ、煮上げ、うすらの卵を入れる ⑤器によそってから、刻み万能ネギ、好みで七味、粉山椒などをかける。

■位 「勝ち鶏鍋」
久保田チーム  リーダー・久保田敦

材料: 名古屋コーチンを丸ごと使った。
つくねは、ひき肉、やまいも、卵黄、きくらげ、ネギ、タマネギなど

作りかた: 鶏がらスープに塩、酒、醤油で味を整える。
ひき肉に山いも、卵黄、きくらげ、ネギ、玉ねぎを混ぜつくねにする。スープに隠味としてチャンジャ、プチトマト

特長: チャンジャのピリ辛とトマトのすっぱさがマッチしている

■位 「キャベちゅう鍋」
ヤマハ池袋吹奏楽団チーム  リーダー・橋場一郎


材料: キャベツ、もやし、豚肉、しめじ、油揚げ、昆布だし、芋焼酎(黒霧島)、かつおだし、ニンニク、しょうが、醤油、みりん、麻辣醤、唐辛子

作りかた: 寄せ鍋のたれに芋焼酎を加え、つゆをつくる。
キャベツをちぎり、もやしを洗い、豚肉を切る。煮込む。
しめじ、油揚げを入れて出来上がり。

特徴: なにしろ早くできる。包丁をほとんど使わない。
黒麹の芋焼酎と麻辣醤が決め手。これじゃないと味が決まらない。

■位 「春よ恋!鍋」
花より男子(だんご)チーム  リーダー・岩城玲子

材料: 桜色の餃子、秘伝のスープ、水菜、エディブルフラワー

作りかた: 小麦粉に食紅を入れ、皮をつくる。豚ひき肉、白菜、ニラ、ネギ、ごま油、しょうがをまぜ、餃子の具をつくる。
秘伝のスープは、鶏がら、とんこつ、長ネギ、秘密の隠し味、塩、こしょう

ポイント :餃子は別の鍋でゆでる。スープと餃子を合わせ、仕上げに水菜を入れ、器に盛ったら花を乗せる。



管理栄養士 なおみねえさんからの一言


「鍋コンを栄養面から見てみよう」

栄養面からのポイントが高かった鍋は、優勝した「ポテト鍋」でした。
これは、使われている食品数の多さで評価しました。いろいろな食品を組み合わせる事で味にも深みが出て皆さんの評価も高かったのだと思います。最後に、レタスを加えてサッと煮た程度でいただく事が、コクのある鍋のアクセントになっていました。

同じく洋風で「トリノがしたら大変鍋」も栄養的に優れています。鍋物の野菜は、淡色野菜(大根・白菜・キャベツなど)が多く使われていますが、このグループの鍋はミートソースに含まれるトマトと、材料に人参=緑黄色野菜が使われている点で、栄養価が高かったです。唯一、市販のレトルトのミートソースを使った鍋でしたが、身近な材料を上手に生かした鍋でもありました。

和風で栄養バランスがいいものは、寄せ鍋やちゃんこ鍋のように、いろいろな食品のグループから満遍なく材料が入るものが栄養価が高いです。その定義から言えば、卵(うずら卵)、大豆製品(厚揚げ)を使っていた「ごぼう鍋」があと一歩でした。ここに、きのこ類をプラスすると、栄養バランスも上がるし、味も更によくなると思いました。

味のバランスが良かったのは「だいこん鍋」。大根が大きめの乱切りだったので、時間内に煮えるか心配したのですが、いい具合に煮えていて、大根の味と生姜が丁度いいアクセントになってました。

低価格・スピード面で良かったのは「キャベちゅう鍋」。芋焼酎が味の決め手だったそうですが、クセがあるので量は加減してもいいかも知れません。

スープが美味しかった鍋は、「春よ恋!鍋」。手作りのとんこつと鶏がらスープをブレンドしたベースは、手間ひまかかった味でした。水餃子の中身の豚挽き肉にエビをプラスしてもいいです。丁度、春節の時期で、薄紅に染めた手作りの餃子の皮と食用花が、春の訪れを感じさせる逸品でした。


今回は、つくねが多かったですが、混ぜるものの割合が多いと、本来の肉の味が消えてしまいます。特にレンコンややまいもは、食感を出すつなぎなので、加減が必要だと思われました。

鍋物コンテストでは、毎回独創的な鍋が登場し、目からうろこです。来年も期待してます。

第9回全日本鍋物コンテスト結果発表

あいにくの寒い雨の中(といっても鍋にはもってこいの天気ともいえますが)、
第9回全日本鍋物コンテストが東京ガスのショールームをお借りして行われた。

今年は参加が9チーム。
昨年に引き続いて高いレベルでの熱戦が繰り広げられた。




結  果  発  表

優勝

2位


4位

5位


7位

8位

9位
「新春めで鯛鍋」 今泉チーム

「不死鳥鍋」 伊藤チーム
「冬ソナ鍋」 ゴールデン街チーム

「ラジグラスタミナちゃんこ鍋」 文化放送チーム

「海の化石鍋」 うまいもん.comチーム
「鍋ノアール」 銀座の学校チーム

「ほっと一息鍋」 石黒チーム

「もも鍋」 楽団チーム

「お受験合格必勝鍋」 ハーモニーキッチンチーム

・優勝チームには書道家守田美恵子先生に書いていただいた「菜」の額
・東京ガス賞には「新春めで鯛鍋」
・伊藤洋一賞(著明な中国人書道家の掛け軸)には「冬ソナ鍋」
・うまいもん.com賞(国産牛1kg)には「鍋ノアール」
・ラジグラ賞(卓袱台セット)には「ほっと一息鍋」
・双牛舎賞(お猪口セット)には、なんと鍋コン事務局にいただきました。

優勝 「新春めで鯛鍋」

ダントツの票数を集めた9回連続出場の今泉チームの「新春めで鯛鍋」が優勝。
このチームは毎年2、3位で上位の一角を占めていたにもかかわらず優勝に手がとどかなかった。鍋コンの七不思議の一つ。
今回もまた正統派の鍋、鍋の王道といっても過言ではなく食べているうちに気持ちがホットしてくる上品な鍋である。
食材は鯛、春菊、大根、にんじん、豆腐、つくね(鯛+鱈+ネギ)
鯛からでた旨味に塩、薄口醤油、酒、みりんで味をつけ最後に山椒(なんと自家製)をふる。
いたってシンプルであり、読んだだけでは「フツーの鍋」と思うだろうが実際は食べたことがありそうでない味なのだ。だからこそダントツの1位になったのだろう。

2位 「不死鳥鍋」

2位は同票で「不死鳥鍋」と「冬ソナ鍋」。
「不死鳥鍋」は9回連続出場の伊藤チーム。このチームはトレンドを取り入れるのがうまく2000年に優勝したときは「癒し鍋」だった。去年は「上海十二楽坊鍋」だったしね。今年は「アンチエイジング」がテーマで中国出身の女性のアイディア。
材料は白菜、えのき、シメジ、豆腐、サトイモ、春菊、鴨のスープをベースに金華ハム、塩づけ肉で味に深みをつけ、八角、桂花が隠し味になっている。
塩づけ肉は中国のおばあちゃんの味だそうだ。
見た目は鴨から出たダシでコッテリした感じだが、実際に食べると金華ハムと塩づけ肉からでた塩あじがうまく絡み合ってさっぱり感が強いスープになっている。
この鍋を食べると何となーくお肌がスベスベになりそうな気がしてくるから不思議だ。
さすがアンチエイジング!

2位 「冬ソナ鍋」

ゴールデン街チームの「冬ソナ鍋」はママが韓流にはまったところからできた鍋だそうだ。韓国と言えばコチュジャンということで、ベースは二種類のコチュジャン(スンチャンコチュジャン+甘味の強いコチュジャン)を合わせて作ったスープである。
具材はしめじ、マイタケ、えのき、ニラ,ネギ、豚肉のつみれ(ニンニク、生姜、ごま)、トッポギ。
コチュジャンをたっぷり使っているから当然辛いのであるが、ただ単に辛いだけではなく野菜から出たうまみとうまくマッチして甘味を感じさせるまろやかな味だった。トッポギを食べると「無垢の味」が広がり、口の中の辛さを一時忘れさせてくれたのは作戦なのかな?
このチームは昨年の優勝チームで過去2回優勝している実力派であるが、いまだどのチームを成し遂げていない2連覇の夢はお預けの形となった。

4位 「ラジグラスタミナちゃんこ鍋」

4位の「ラジグラスタミナちゃんこ鍋」は初出場の文化放送チーム。平日の夕方から放送している番組のスタッフが参加してくれた。鍋の発案は「カンニング」の中島氏が作ったそうだ。
まるごとのにんにくがたっぷり入った味噌味ベースの鍋。
材料は豚バラ肉、鳥もも肉、ごぼう、豆腐、にら、長ネギ、大根、きのこ、昆布で出汁をとりにんにくを入れる。酒、味噌、醤油で味を整える。最後に千切りレタスを一瞬煮るのがポイント。
これほど多量のニンニクが入った鍋ははじめて食べたが、想像以上にさっぱりしていたのが印象的。味噌でニンニクの匂いを消しているのだと思う。
食べると身体がぽっぽっしてくるから風邪のひきはじめに食べたら効果抜群だろう。

5位 「海の化石鍋」

5位も同票で「海の化石鍋」と「鍋ノアール」の二つ。
うまいもん.comチームの「海の化石鍋」は素材で勝負をかけた。比叡湯葉、生のあわび、生ハム、ブナピー、あさつき、薄切り(しゃぶしゃぶ用)のお餅。
ダシは特に取らず、シベリア岩塩(これが海の化石の由来らしい)を湯にとかし、材料にさっと火をとおして、最後に浅葱を振りゆずコショウでたべるという「海鮮版しゃぶしゃぶ」である。
あわびのこりこり感、うす切りされたお餅のモチモチ感、湯葉や生ハムのツルッと感など一鍋でたくさんの食感が味わえる楽しい鍋である。
これまた「高級食材を使った鍋」は優勝できないという鍋コンのジンクスを打ち破ることは出来なかった。ザンネン!


5位 「鍋ノアール」

「鍋ノアール」は初出場となる大日本印刷の銀座の学校チームである。
職場が銀座にあるところから銀座をイメージさせる黒をモチーフにした鍋を作ってくれた。
洋服も全員が黒で統一し、グレーのコサージュをつけ地味な鍋コンに別の楽しみ方を提案してくれた。
モチーフ通り、スープも漆黒だった。赤ワイン、黒ビール、豚肉、水、隠し味にイカ墨を使っている。
野菜はセロリ、トマト、ブロッコッリー、キャベツ、色とりどりのパプリカ。
ソーセージも入り、マスタードが添えられている。
味は色からイメージするよりもさっぱりとしていて、材料や見た目はポトフだがより深みがある。大人向けのポトフといったらいいのかもしれない。
赤ワインを片手に長い冬の夜を語り明かすにはもってこいの鍋である。

7位 「ほっと一息鍋

今までにありそうでなかった「デザート鍋」の初登場である。
プレーンヨーグルトとバニラアイスクリームを鍋でとかしてパパイヤ、マンゴー、りんご、ナタデココが入る。
3年連続出場の石黒チームは昨年の鍋コンの帰りに「こんな鍋があったらいいな」と思ったアイディアだそうだ。
確かに毎年鍋コンの帰りに事務局はアイスクリームを食べてるっけ…。基本的に鍋の味付けはしょっぱいから、いくら違う味と言っても10杯近く食べると身体は甘いものをほしくなる。チームの代表者は「最後に食べに来て下さい!」と話していたが、みんな結構途中で食べていた。良い「箸やすめ鍋」になったのだろう。
来年も「こんなお鍋があったらいいな」を一年かけて考えてくれるらしいが、今から楽しみである。


8位 「もも鍋」

8位は毎年スープの色で勝負をする楽団チームの「もも鍋」。
昨年はイカ墨を使った「黒鍋」だったが、今年は一転して明るい「桃色」だ。
桃色のスープの正体は「紅しょうが」。鶏がらスープととんこつスープに紅しょうがの汁を混ぜ桃色を出していた。食材にも色を大切にしているようで、桃色系はトマトとなると、他は白菜、はんぺん、もやし、トッポギといった白系で桃色の邪魔をしないように選んだのだと思う。

味はラーメンの汁に近い感じで、案の定とういべきだろう皆が鍋を食べ終わったころを見計らってラーメンの麺を入れていた。鍋からは離れてしまうが麺に汁がよくからみおいしかった。
また代表者のコメントによると、お椀に30杯ほどの作った今回の鍋の材料費が3千円だったらしい。鍋は材料次第ではおいしい鍋が作れるという証明でもある。鍋の奥深さを感じさせてくれた。

9位 「お受験合格必勝鍋」

ハーモニーキッチンチームはキャンセルが出たため急遽前日になって出場を決めてくれた。
準備に時間的な余裕がなく不利な展開であったことは間違いない。
が、これまた鍋コンのジンクスである「プロの初出場は最下位」という見えない力が働いたのかもしれない。
この鍋の大きな特長は風水の考えを取り入れていることだろう。運気を上昇させる食べのとして、白玉(白くて丸いものを3つ食べるのが運気UPにつながる)、ラーメン、にんじん、冬場の根野菜は栄養がたっぷりということでこぼう、レンコン、大根、を使っていた。他には、水菜、ねぎ、もやし、えのき。キンピラにした野菜に水と手羽元を入れダシをとりコチュジャンで味をつけている。
野菜はスライサーで薄く切ってあるため、鶏のダシも染み込みすごく食べやすかった。
主食にもなるラーメンも入り、ビタミンDがたっぷり入った野菜もたくさん食べられ、コチュジャンで身体は温まるから受験を乗りきるための夜食にはぴったりの鍋である。

第5回全日本鍋物コンテスト結果発表

今年は1月中旬に天童市青年会議所主催の「平成鍋物合戦」へ参戦したため、毎年1月の最終日曜日に行っていた「鍋コン」が2月へ繰り下げになりました。また実行委員の準備不足ということもあり7チームのみでしたが、結果は5回目にしてはじめての大接戦で、例年以上の盛り上がりを見せました。

〔日 時〕   2001年2月4日(日)  11時開始
〔場 所〕   東京都健康づくり推進センター
〔優 勝〕   「タマには鴨鍋」  
〔健康づくり推進センター賞〕   「すっきり和鍋」
                     コレステロールが気になる人にも楽しめる
                     ことが受賞の理由
〔日本酸素 米山賞〕        「どっさりチーズ鍋」
                     アットホームな雰囲気で鍋つくりをしていた
                     ことがポイントでした



結  果  発  表
(レシピは順次掲載します)

順位
鍋  写  真
鍋 名 前
コ メ ン ト
レシピ

タマには鴨鍋

昆布とかつおだし、市販のオニオンスープがベース。
鴨のワンタンがポイント。

どっさりチーズ鍋

とろけるチーズを使っている。
名前からは想像できないがとてもさっぱり。

赤いルージュ鍋

まろやかなトマトベースの味。
鰯のロールキャベツが、トマトと見事にマッチ。

すっきり和鍋

牡蠣と豚舌のスモークから良いダシがでている。
貝柱、海老しんじょなど、贅沢な鍋。

ナベ・オニオンスープ風

玉ねぎのおいしさを堪能できる鍋。
ソーセージ、きくらげ、つくね、つみれなどからも風味が溶けだしている。

底力鍋(そこちからなべ

アサリの茹で汁がベース。
ダイダイとかんずりを薬味につかっているが、ちょっとエスニック風。

鍋アラおいしい

アラと干し海老、鶏ガラがベース
高菜の漬物がほんのりとした塩加減となっている。


総 評

 第5回目となった今年の鍋コン。「参加者も年を重ねるためか味付けがさっぱり」している鍋が多かったのが特徴。
 また、できあがる順番を気にするチームもあり、鍋の味以外にも駆け引きがありました。特に「タマには鴨鍋」チームは玉ねぎ11個をあめ色になるまで炒めた「ナベ・オニオンスープ風」の次にならないように注意を払っていました。
「赤のルージュ鍋」は、前回出品した「ゴールデン街の華麗なる秘密鍋」の味が濃く、他の鍋の味が分かりにくくなるという意見が出されたため、今回は6チームできあがってから仕上げるという気の遣いかたでした。
 東京都健康づくり推進センターで開催されるようになって今年で3回目。一番後ろの右側の調理台を使ったチームが優勝するというジンクスができた。
 過去2連覇したチームは無く、2回優勝ということもないので、次回は調理台争奪からはじまる鍋物コンテストになりそう。



第4回全日本鍋物コンテスト結果発表

 第4回鍋物コンテストの結果速報をお知らせします。
 今年は去年の「だんご3兄弟」の人気にあやかってか「だんご(つみれ、つくね)」系の鍋が多かったです。

〔日 時〕2000年1月30日午前11時~午後2時
〔場 所〕東京都健康づくり推進センター
     〒160-0021  東京都新宿区歌舞伎町2-44-1 03-5285-8000
     http://www.tokyo-hpc.or.jp

〔投票方法〕参加者は2票、見学者は4票による投票で、その場で開票します。
       1票に全員が一喜一憂、盛り上がります。

〔健康づくり推進センター賞〕  「上総国ふるさと物語鍋」
  健康づくり推進センターの今年の食事のテーマ「脂肪を少なく、食物繊維を多く」にそった鍋が選ばれました。


結  果  発  表

優勝 <癒し鍋 伊藤チーム>
★白菜と豚肉の細切れを使った中華風の鍋。「上にザーサイをのせた一工夫がすばらしい」との声が多数を占め、堂々の1位でした。4年連続の出場で初優勝おめでとうございます。

 

準優勝 <カレーなる、ゴールデン街の秘密鍋 永岡チーム>
★「最初にカレー鍋を食べてしまい、後の味がぼやけた」という感想がでたくらいインパクトのある鍋。和風の食材の大根を油で揚げたのがポイントでしょうか。

 

同率3位 <リコンビナント鍋 岡部チーム>
★リコンビナントとは「組換え」のこと。普通の「ねぎま鍋」が一工夫で、深い味になったようです。

 

4位 <タイ風テバ鍋  鳥居チーム>
★シナモンスティックを隠し味に使った鍋。本当は「レモングラスを使う予定だったのに間違ってシナモンを持ってきてしまったため味が強くなりすぎた」そうです。来年はレモングラスの鍋を楽しみにしています。2連覇ならず残念。

 

5位<湯煙おかゆ鍋 山中チーム>
★別名「スモーク・スープ」。ほんのりとスモークの香りがして、話題作りにはぴったりの鍋。

 

同率6位<上総国ふるさと物語鍋 藤川チーム>
★海の幸の鰯、山の幸のごぼう・鶏・豆腐を特製の味で仕立てた鍋。藤川チームは去年の「与話情浮世横鍋(よはなさけうきよのよこなべ)から続く、ふるさとの味の伝承をモチーフにしています。ちょっと懐かしい味を堪能しました。

 

同率6位<だんご鍋 辻チーム>
★8種類のだんご(海老、かに、明太子、しいたけ、ほうれん草、チーズ、カレー、海老しそ)をベーコンスープで食べる洋風鍋。鍋研「おかみ」が優勝を狙ったが、あえなく同率6位。

 

8位<海の逢いびき鍋 今泉チーム>
★海の幸をたっぷりつかった、つみれ鍋。「パンチのきいたスープ」でしたが、残念ながら8位となりました。パプリカの赤と黄色がきれいだったので「パプリカ鍋にしたら良かったな」とは、リーダーの弁。


総 評

各チームのレシピができましたら、ご紹介します。
「全体の水準UPがめざましく、甲乙つけがたい」鍋が出揃った今年のコンテストも無事終了しました。
「楽しそうに作っていて、次回は参加すべきかと思った」「継続は力なり。続けて下さい、大会を」のお言葉もいただきましたので、第5回の開催に向けて活動をしていきたいと鍋研一同考えています。

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