「鍋とはなんだろうか?」
「すき焼きは入るのか?しゃぶしゃぶは入るのか?」
「しゃぶしゃぶは駄目!」、「すき焼きもどうかなぁ」
「火がないと鍋ではない!」
「そうだ!!」
「数人で囲んで食べることが絶対条件だ!」
「汁は絶対にほしい。液体がなければ鍋ではない!」
(賛成多数)
「最後に飯かうどんをいれなければ・・雑炊ができなければねぇ」
「鍋物の定説は古来ないのではないか」
「定説を作るのがわれわれナベ研の義務だ」
「鍋の名が付かなくても鍋物であるものがある。鍋がついても鍋でないものもある」
??意味やや不明??
「ブイヤースはどうか?」
「自分の箸でつつけないのは駄目だ。始めから取り分けてあるのは鍋ではない!」
「小説、評論、和歌、俳句などに鍋物にある記述があれば、取っておくことをこころがけたい」
「次の会に一点づつ持ってきたらどうか」
「俺は駄目だ」の声も
「火が見えて箸でつつけてタレもよし。それが鍋だ!」
「それにつけても酒のほしさよだ」
「自作の鍋物俳句はどうか」
(賛同の声少なし)
「鍋物は季語か?」(「当然、季語である」)
「湯豆腐は入るか?」
「関西の湯豆腐はどうも・・」の声
「チリとは何か?鍋そのものか?」
「関西の鍋物のことだろう」
「東北に芋煮がある。あれは鍋か?」
「芋煮の芋は何か?」
「さと芋だ。東北で芋といえばさと芋しかない」
「ホンデューは鍋か?」
「中国、韓国にも鍋物は一杯ある。キムチ鍋もある」
「鍋は英語で何と言うか?」
「ナベ研を名刺に書入れてもいいか?」
「バッジを作りたい!」
「ひとりひとり研究テーマを決めて取りかかったらどうか」
「俺はほうれん草鍋の研究をやる。歯がぎしぎし鳴って精力もりもりだ」
「俳句の中の鍋物。“湯豆腐や命のはての薄明かり”。どうかね。万太郎の句だ」
「若狭と越後の鍋の違いの研究」
「僻地同士の争いだ」の声
「フグのピリッとくる毒性とそれを食わせる店と死なずに食う研究をしたい」
「ナベ研の決めた条件にかなう外国の鍋の研究をする」
「ゲマインシャフトと鍋文化の相関関係にする」
「落語に現れてた鍋物の研究」
「器の問題も大テーマだ」
「地域性の問題もある」
「紙鍋もある。大阪の北の新地のいい店だ」
「あそこは高い」
「歴史も大切だ。縄文土器で鍋を食うのもいい」
「研究費が必要だ。シンポジウムを開くか」
「鍋と女の研究をやる」
「鍋の語源は何か?鍋は訓読みだろう。音読みは何か?」
「カだろう」
「鍋とチリの語源の研究をやる」
「万葉、古今、新古今に鍋は出てくるかなぁ」
「日本の姓名に見る鍋の研究も面白い」
「おじやと雑炊はどう違うのか?」
「雑炊は雑に炊くのさ」
「おじやは味噌、雑炊は醤油だ!」
「いや、同じものさ」
「おじやはそもそもそれを作るために作る。雑炊は鍋物の結果としてできる」
「大分県の名物にだんご汁がある。スープの中じだんごを入れる。いもは入らない」
「すいとん鍋もある。あれも鍋だ」
「おじやは鍋ではない!」
「いや、鍋の最後はおじやだ。鍋の原点かもしれない」
一同、納得したような、しないような面持ちで三々五々と散会